クラシック音楽 無料視聴

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ショパン ソナタ 視聴


【ソナタ№1】
 この作品は、ショパンがソナタ形式の学習のため、師のヨゼフ・エルスナーに指示されて書いたものであり、自主的に書かれたものではない。習作ゆえに、形式を意識しすぎるあまりぎこちない点があるとも、後年のソナタのような、幻想的な独創性にも乏しいとも評される。
 曲は完成後、作品番号3として出版の準備がされたが、交渉先であったウィーンの出版業者ハスリンガーは乗り気でなく、出版されなかった。このため「チェロとピアノのための序奏と華麗なるポロネーズ」が1833年に作品番号3として出版され、このソナタは作品番号4にまわされることになった。
 ずっと後年にハスリンガーは出版の意向を示し、ショパンに校正の依頼を申し出たが、今度はショパンが返事しなかった。結局正規に出版されたのは、ショパン死後の1851年であった。今日では滅多に演奏されることがなく、ソナタ全集にも組み入れられないのが一般的である。「ショパンがソナタ形式を習得できなかったのではなく、ソナタ形式がショパンを征服できなかった」という言葉の通りである。
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  イディル・ビレット
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  イディル・ビレット
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  イディル・ビレット

【ソナタ№2】
 フレデリック・ショパンのピアノソナタ第2番(変ロ短調 作品35)は、第3楽章に有名な葬送行進曲が用いられていることから「葬送」または「葬送行進曲つき」の副題でよく知られるピアノソナタである。1839年にノアンで作曲されたが、葬送行進曲は他の楽章に先立ち、1837年には作曲されていたらしい。
 全体に悲劇的かつ陰鬱で、葬送行進曲が用いられている(もちろん誰にも献呈されていない)ことなどから、当時のポーランドの悲劇的状況を反映したものではないかとも言われるが、ショパンの真意は定かでない。このあとのソナタ作品は完全なピアノ独奏でなく室内楽を志向した構造になっているので、事実上ピアニズムの精華といえるのは本作だけである。葬送行進曲を中心として構成された最高傑作という点に人間ショパンの一面が象徴されている。
 なおこの曲は古典的なソナタの構成感に乏しいと指摘される。ロベルト・シューマンは当時の評論の中で「ショパンは乱暴な4人の子供をソナタの名で無理やりくくりつけた」と評し、「田舎の音楽教師がソナタの名につられて、素晴しい古典だろうと思って楽譜を買い求め、いざ弾いてみて激怒する」様子を面白おかしく想像している。もちろんシューマンはショパンを批判しているのではなく、その古典的形式にとらわれない斬新な独創性を(「旧態依然たる音楽観の持ち主たちにはこの曲は理解できまい」という皮肉を込めて)絶賛しているのである。
 アントン・ルビンシテインはこのソナタを「死の詩(うた)」と評した。
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  ヴラジーミル・ホロヴィッツ
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  ヴラジーミル・ホロヴィッツ

【ソナタ№3】
 フレデリック・ショパンのピアノソナタ第3番(ロ短調 作品58)は、1844年に作曲され、翌年出版されたピアノソナタである。ド・ペルテュイ伯爵夫人に献呈。「無理やりくくりつけた」と評された前作ピアノソナタ第2番(葬送)とは打って変わって古典的構成美を特徴とし、曲想、規模ともに堂々たる大作である。
 この後の作品であるチェロソナタとの対比から、作曲者は晩年に入って、初期に幾度か試みた室内楽に、再び関心を示していたことが読み取れる。このことは当然、この作品の作曲にも影響しており、ピアノ的ではなく、ピアノ三重奏的なパッセージが印象的な第1楽章の提示終結部や、ピアノ伴奏とヴァイオリンのオブリガートのような第2楽章に、その証拠を容易に確認することができる。
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  シプリアン・カツァリス
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  シプリアン・カツァリス

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